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求人

わたしたちは、ともに事業を成長させる仲間を募集しています。1300人の村だからこそ実現できる経済循環と脱炭素化に向けて邁進します。

【百森でんきの使命】


 当社の使命は、CO2を排出しない、自然由来の再生可能エネルギーを創出することです。 昨今、世界的な課題となっている”地球温暖化”において、その主な原因が”CO2排出量の増加”ではないかと言われています。
 我々の生活に欠かせない”電力”についても、そのほとんどが原子力発電や火力発電で賄われておりますが、火力発電には大量の化石燃料を燃やすことで成り立っています。その結果、化石燃料の燃焼によってCO2が排出されるため、我々の生活が便利で豊かになるほど、そのために大量の電力が作られ、その副産物としてCO2が排出されているのです。  また、化石燃料も使いすぎると、いつかは枯渇してしまい、人々の生活に支障をきたすおそれもあります。
そういった理由から、各国が一丸となって2050年までにカーボンフリー(CO2排出量ゼロ)を達成するという目標をたて、それぞれができる事を模索しながら地球と共存できる未来を作ろうとしています。  当社は、この目標を達成するべく、まずは西粟倉村で”自然由来の電気エネルギーによる地産地消”を実現するために生まれた会社です。

【百森でんきの考える未来】


『人間ファーストから電力ファーストへ』

 電気と人間の関係性を一言で表現すると、今までは「人間ファースト」だったと思います。まず人間の生活や活動があり、それに応じて必要な電力を作っていた時代。特に多くの電力を必要とするため、少ない燃料で効率的に発電できる原子力発電や火力発電が主流でありました。  ですが、過去の大震災における原発の事故により、安全性の重視。また地球温暖化や化石燃料の枯渇に対応するため、原子力発電や火力発電に頼らない『再生可能エネルギー電力への転換』が急がれています。
当然の如く、再エネ発電は自然からエネルギーを得るため、季節や天候により発電は変則的に、また得られる電力も従来より減少することは否めません。  そんな世の中の変化に伴って、電気と人の関係性も変わる時が来ているのだと思っています。言わば『人間ファーストから電力ファースト』への転換です。季節や天候によって変わる発電量に応じて、人々が生活スタイルを臨機応変に合わせていく。真に「人と地球が共生する社会」への変容を求められているのだと思うのです。

『人々の電気に対する価値観を変える』

 電気には姿・形が無く、味も匂いもしない、存在を実感できない物です。ですが、我々人間の生活に常に寄り添って、豊かさや快適さ、安心感などを与えてくれる貴重な存在です。  普通の人なら、「どこから電気を買いたい?」と問われた時、間違いなく「一番安い所から!」と言うでしょう。見えない電気を差別化するには「金銭的価値」しかありません。
 この「電気に対する価値観」も変えていきたいと思っています。電気に対して金銭的なものだけでなく、「CO2を排出しない、地球にやさしい電気である」、「自分の子供や孫、未来を担う家族のために、綺麗な地球を残す」という事を意識して、電気の買い方や使い方を考え直して頂きたいのです。

【百森でんきの経営理念】


 これは代表である私の信念でもあるのですが、『仕事は親切。世のため人のためのお役立ち』であると考えています。  世の中には製造業・飲食業・建築業や服飾系など、様々な業種が存在しますが、これら全てに共通するのは『自分の知識や技術を使って、誰かのお役に立つ、喜んでもらう、世界を良い方向に変える』ことが根底にある、と信じています。
 当社もまた、「自分の置かれた立ち位置で、できる事に全力で取り組む」という考え方のもと、再生可能エネルギーで人々の生活を豊かにし、幸せに貢献する。ただし、その活動において誰も犠牲にしない、地球にも優しい電力を作ることを心がけています。

【求める人物像】

◆求む!成長志向で人付き合いの好きな方!

 ”電力エネルギー”や”制御・機械装置”に関する専門的な知識や技術があれば嬉しいですが、基本的には『人間性』の良い方を尊重しております。
 仕事に対して「お金儲け」や「生活の手段」と考えている方には向いていない会社です。仕事を通して「自分を成長させる」「人生を豊かにする」「新しい発見や出会いを楽しむ」という考え方ができる方。またはそういう生き方をしたい方。仕事も人生の一部として全力で楽しめる方を求めています。
 何より、自分の人生に目標をもって忍耐強く挑むチャレンジ精神のある方(または、そうなりたい方)を求めます。

◆あると嬉しい能力

  • 自己成長の意欲が高い(自分のできる範囲を広げたい!将来的に独立してみたい!など…)
  • 自ら考える力(客観視、自問自答、企画提案)
  • コミュニケーション能力(地域住民やビジネス相手など、幅広いコミュニティ形成)
  • 周りとの協調性(素直さ、自己開示性)
  • オフィスソフト(Word、Excel、PowerPoint など)が使える
  • オンラインコミュニケーションツール(ZOOM、Slack、Notion など)が使える
  • SNSによる情報発信やホームページの管理等、情報管理技術のある方(だと助かります)
  • 電気や機械設備の取扱いや管理ができる(または興味がある)
  • 普通自動車(MT)免許(当社の社有車はマニュアル車です)

【当社で活動することの意義・得られるもの】


①ベンチャー企業で会社経営のノウハウを学べます

 当社は2023年3月創業のベンチャー企業です。従業員もゼロで、現在は代表である寺尾が1人でほとんどの業務を実施しています(経理・総務などの事務業務は外部委託しています)。  再エネ設備の保守など、現場作業も必要となりますが、「再生可能エネルギー事業」や「地域新電力会社」をベースとした企業の経営・運営ノウハウをオンタイムで学びながら仕事できます。そのため、将来的に独立起業や経営に関わる仕事がしたい方、もちろん再エネ事業に従事したい方などにとっても「働きながら学び成長できる」とても有益な機会となることをお約束します。

②再エネ事業のノウハウも学べます

 当社の関わる再エネ事業は、主たるところはPPAなどの太陽光発電です。ですが、村営の水力発電所やバイオマス施設についても管理業務を受託しているため、様々な再エネ設備の運用ノウハウが身に付きます。  今や「脱炭素」は世界的な課題であり、長期に渡り継続・発展する事業コンテンツだと予想されます。当社で身につけた知識・技術・人脈などは今後とも重宝されるスキルになると確信しております。

③官・民の連携および地域から様々な刺激が得られます

 当社は西粟倉村より出資いただいている企業であり、官・民での連携に特化した事業運営を経験できます。  また、西粟倉村は日本でも屈指の「地域おこし協力隊」が多く活動する村であります。現在(2024年)でも約50人程度の協力隊員が、様々な業種で自分の目標に向かって日々活動しています。そんな個性的な協力隊員や自治体の方々、村の住民と関係性を構築し、当社の事業だけでなく様々なイベントやプロジェクトに巻き込まれ、多くの刺激を得られる素晴らしい環境が準備されています。

求人概要


雇 用 形 態
契約社員(地域おこし協力隊
注1)地域おこし協力隊制度は、出身地要件を満たす地域に住民票を置いており、西粟倉村に住民票を異動することができる方に限ります。また、3年間の任期中は数回の研修やイベント参加等の必須業務があります。
注2)事業内容もそうですが、基本的に「地方に移住」「地域の活性化に貢献」というコンセプトに賛同いただける方が対象となります。

給 与
年収:360万円〜420万円 / 月給:30万円〜35万円 (税、雇用保険等の本人負担額が控除されます)
※所有する能力(または伸ばしたい能力)に応じて業務分担を決め、その内容に応じて調整

待 遇
社会保険(健康保険、介護保険、厚生年金保険)および雇用保険に加入して頂きます

勤 務
8:30〜17:15(うち休憩1時間) 注)業務の内容によっては時間外・休日出動の発生もあります

勤 務 場 所
あわくら会館 西粟倉村役場内 注)将来的に事務所を移転する予定です

休 日
  • 完全週休2日制(土・日)
  • 祝日および特別休暇(夏季休暇、年末年始休暇)あり

期 間
契約期間:1年更新、最大3年間

選 考
  1. 履歴書の受付
  1. 書類選考
  1. 面接の実施(ZOOMなどリモート面接可)
  1. 最終結果の通知

主な業務内容


①毎日の仕事  ・水力発電所:日報作成(Web監視画面からエクセルなどへ運転データを記録)  ・バイオマス施設:日常保守(運転記録の手記、故障などトラブル対応)  ・打合せ(村や関係会社など。Webミーティング含む)  ・調整業務(メール対応、スケジュール調整など)  ・資料作成(業務報告書、視察対応スライド、契約書および申請書類など)
②毎月の仕事  ・再エネ施設の月報作成、村へ報告(運転実績の確認、とりまとめ、報告書作成)  ・PPA導入施設の検針、請求額計算、請求書の発行   (Webよりデータダウンロード、エクセルにてまとめ、メールで請求処理など)  ・会計情報まとめ、情報連携   (立替払いの領収書や各種料金の振替通知などを業務委託先へ郵送)  ・新規水力開発:村内河川の候補地にて流況測定(川に入って水位や流量の測定)   [2回/月 程度]
③設備状況や季節に応じて発生する仕事  【水力発電所】   ・夏の大雨や台風時の発電停止、取水設備のゲート閉鎖など   ・メーカー年次点検および改修工事などの立会い  【バイオマス施設】   ・冬の施設周辺の雪かき、燃料(木質チップ)作成の補助(フォークリフトで原木の輸送など)   ・ボイラ分解点検(頻度:2~3ヶ月毎。燃焼炉の灰の詰まり具合に応じて実施)   ・発電所分解点検(頻度:発電 1,000時間毎)
④その他、イベント対応  ・視察、講演対応(村外の自治体、事業者などからオファー。村の取組みや自社の紹介、再エネ施設の案内と解説)  ・イベント出店:村内のお祭り等、地域共生行事に合わせて   (自転車発電機を使ったUFOキャッチャー体験、かき氷や綿菓子の販売など)

(参考)1日の仕事の流れ

 08:30 始業     バイオマス施設の状況確認(稼働状態・トラブル対応など)  09:30 机上業務(資料作成、メール対応、Web打合せ、視察対応、etc・・・)  12:00 休憩・昼食  13:00 水力発電所 巡視(取水状況の確認、運転データの記録など)【週1~2回程度】  15:00 机上業務(午前と同様)  17:15 終業

地域おこし協力隊 3年間のロードマップ


  • 1年目:地域や人を知りながら、基本的な知識・技術を習得  ・PPA事業をはじめとした再エネ設備の運用、保守業務  ・各種イベントなどを通して村民や他の協力隊員と交流し、地域と人を知る
  • 2年目:事業経営ノウハウの習得と、企画・運営力の醸成  ・通常業務に加え、当社の経営に関する諸業務の遂行  ・地域イベントや視察対応などで、自社のPR企画立案やサポート業務に従事
  • 3年目:次の展開へ向けた検討・諸準備  ・当社の事業運営に関する総まとめ  ・自身のマインドマップなど、将来計画の策定

地域おこし協力隊 卒業後について


協力隊の任期満了後は、当社の正社員として有期雇用されます(代表取締役として事業継承もアリ)。
※万が一、村での定住が困難となった場合でも問題ありません。社内で十分に協議し、他地域でも同様の業種などで活躍できるようサポートいたします。

問い合わせ
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問い合わせ2024/10/30 1:462024/11/8 7:05