【第2弾】西粟倉小学校 5年生のSDGs教育として授業をしました!

10月26日(木)、西粟倉小学校にて前回に引き続き5年生にエネルギーの授業をさせて頂きました。

前回は5年生の教室でスライドを使った座学での授業でしたが、今回の舞台は体育館です。

授業は5時間目と6時間目の2枠を用意いただき、学習テーマは
『自分たちで電気を作ってみよう!にしあわくら小学校5年生発電所!!』
としました。

主な授業内容は、当社が所有している自転車発電機(製造元:株式会社スカイ電子)を漕ぐことで「自分の持っているエネルギーを電気に変える」という体験型の学習です。

【体育館での授業風景】


5時間目の授業は、生徒1人ずつに自転車発電機を漕いでもらい、「30秒間でどれだけ発電できるか?(発電量や最大出力)」を調べてもらいました。

【自転車発電機と測定装置】

測定器はスカイ電子さんより「発電Myチャレンジ」という装置をお借りし、
 ⚫︎パソコンソフトにて発電電力を数値で測定
 ⚫︎発電量に応じて電球が1つずつ点灯していく
といった感じで、自分の発電ポテンシャルを目に見える形で楽しく確認できました。

【全力で発電する生徒たち】

【みんなで記念撮影】


6時間目の授業は、「自分たちの発電した電気で、どんな事ができるのか?」に挑戦!
用意したのは
 ・扇風機(約40W)
 ・コーヒーメーカー(約250W)
 ・わた菓子機(約400W)

の3つです。

扇風機はちょっと機材トラブル?があり、羽は回転しましたが風が出るまでには至りませんでした。

コーヒーメーカーはお湯を沸かしてコーヒーをドリップする仕組み。
水を沸かすために相当なエネルギーが必要らしく、生徒たちに先生、我々も参戦してみんなが交代しながら発電を行い、ようやくカップ半分くらいのコーヒーがドリップできました。

【1滴ずつドリップするコーヒーを見つめる生徒たち】

コーヒーを味わうのは教頭先生。みんなで協力して全力で作った至高の1杯に、心からの『おいしい!』という感想を頂けました。

最後はわた菓子機。これはヒーターでザラメ糖を溶かしつつ、回転皿を回して砂糖の綿を作るのですが・・・

結果は惨敗!!

みんなが必死に自転車を漕いでもわた菓子機はほとんど動きませんでした。
なので、悔しいですが電力会社さんの力をお借りして(コンセントから電力供給)、生徒たちは無事わた菓子を食べることができました。

【体育館のコンセントから電源をもらいました】

今回の授業を通して、生徒たちには『自分の力で電気が作れる』事と、『発電の大変さと大切さ』を身をもって理解してもらえたかと思います。

また、次回の授業のオファーも頂き、更に新しい視点から再生可能エネルギーについて学んでもらえるよう、先生方と一緒に楽しい授業を考えていこうと思います。


◆最後に
今回の授業で大活躍した自転車発電機および測定ユニットの製造元である株式会社スカイ電子さん。当社の提案する授業内容に合わせて体育館や機材などの準備をしてくれた先生方やNESTのみなさん。そして今回も全力で授業を楽しんでくれた生徒のみなさんに、心から御礼申し上げます。ありがとうございました!

次回も頑張ります。

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